ダンスはダイエットにうってつけ?その効果のほどは!
ダンスは全身運動!
運動の大半は走ること、飛ぶこと、重いものや固いものを動かすこと。ほとんどの運動はこの3つでできていますよね?サッカーもバスケも、野球も、陸上も。格闘技も、重たい自分の体を思いっきり動かすことで成り立っている。
運動の種類によって、これらのバランスは3つのどれかに偏ったりするけれど、ダンスはバランスよく3つすべての要素をそろえています。
そしてもう一つ、その3つ以外にも、しゃがんだ状態での動き、寝た状態での動き、サイドステップを踏んだ首を動かしたりと、普通の運動ではなかなかすることのない動きも取り入れることができます!
これがダンスが全身運動として有効な理由。
ダンスはどのくらい汗をかく?
運動することで汗をかく。ダンスは密室に閉じ込められていることもあってか、汗びっしょりになります。これってどのくらいエネルギーを消費しているの?
というわけで調べてみました。ゆる~いダンス、例えばフラとか、軽めのJAZZとか、K-POPとか。この辺りは1時間で200kcalくらい。ストリートダンスやタヒチアンダンス、激しめの社交ダンスなんかは300kcal消費するとのこと!
ただ、ネットで調べたので、この情報ってあっているのかな?…というわけで、厚労省のデータから計算してみました(そこまでやる)
1時間当たりの消費エネルギー
■体重40kgの人の場合
- 高ネルギー消費(水泳、ランニング)…378kcal
- 中エネルギー消費(バスケットボール、サッカーなどの競技)…252kcal
- 小エネルギー消費(ウォーキング、ゴルフ) …168kcal
■体重60kgの人の場合
- 高エネルギー消費(バスケットボール、サッカーなどの競技)…500kcal
- 中エネルギー消費(バスケットボール、サッカーなどの競技)…400kcal
- 小エネルギー消費(ウォーキング、ゴルフ) …250kcal
ちなみにごはん1杯で250kcal!
3つのグループに分類されていたのですが、さてさて、ダンスはこのなかのどれに該当するのかというと、中エネルギー消費に分類されていました!軽めのダンスであれば小エネルギー消費として、だいたい体重40kgと一致していますね。
普通のスポーツと比べても、ダンスはそん色なくエネルギーを消費していることがわかります。
ダンスは楽しいから続けられる
ダイエットが成功しないのは、続かないことが大きな理由。食事を制限して、つらい運動をして、そりゃそんな生活続けていられれないわ。やめやめ~と、2週間続けばいい方。
それに、なかなか結果が出ないのも、やってて虚しくなってしまいますよね?
だからダイエットは、がんばってやるんじゃなくて、習慣になるかどうか、生活の一部になるかどうかがカギになってくる。
ダイエットが、ノルマじゃなくて趣味だったら。これが、ダンスがダイエットとして人気のある理由ですよね。
ダンスって痩せるためにやるものじゃなくて、楽しいからやるもの!
ダンスをやることで別の目標ができる
ダンスって、ただやっていても面白くない…。なぜダンスを選んだの?それによって、ダンスを選んだことが正解だったかどうかは変わってくる。
ダンスが運動のなかで一番エネルギーを消費すると思ったから?ダンスは流行でみんながやっているから?これだと、モチベーションにつながるかな。
ダンスをダイエット方法として選ぶには、ダンスが好きだからっていう気持ちが一番大切じゃないかな。最初は、ダイエットのためのダンスでもOK!でも、せっかくダンスを選ぶのなら、ダンスについて、もっと知ってみませんか?ダンスの上達なんて、目指してみませんか?
もしそれが目標になったなら、ダンスは単なるダイエットじゃなくなる。すると、痩せるってことは目標じゃなく、後からついてくるものになる。そのほうが、ダンスを楽しめるしそれに、絶対続くと思いますよ。
エクササイズとはそもそもどんなもの?
エクササイズの種類
エクササイズの種類も数え切れないほど登場していますね。
- ボクササイズ
- フリーサイクル
- ヨガ
- クロスフィット
- 加圧トレーニング
- ブートキャンプ
- プライオメトリック
- エアロビ
- ピラティス
ボクシング+エクササイズ=ボクササイズ
サーフィン+フィットネス=サーフィット
など、さまざまな造語がありますが、意味的にそこまで差はないと思います。
エクササイズの基本的な考え方
エクササイズは英語で、日本語訳は「運動」という意味能力の維持、健康を目的とした肉体運動のこと指すので、フィットネスや、フィジカルトレーニングと意味合い的には似ていますね。
目的として以下のようなものがありますね。
- 健康的な体を作る
- 脂肪を燃焼させる
- ストレスを解消する
- 脳を成長させる
ダイエットは単純に痩せることを目的として行いますが、エクササイズとなると定義は大きくなってきますね。単純に体重が落ちるだけでなく、それによって体が健康になること。
見た目じゃなくって中身まで。
また、運動が脳に好影響を与えるというのも、今は有名な話ですね。想像力、集中力、記憶力。ただし、これは一般的なスポーツに対して言われていることのように思います。だって単純に走っただけで、脳が活性化するとはいいがたいですよね?
例えば球技をして、チームプレーを考えたときに、協調性とか、広い視野とかが必要とされて初めて脳が鍛えられるもの。
ダンスはエクササイズとして理にかなっている
まず、ダンスは、能力の維持・健康を目的として行う肉体運動ですから、エクササイズの定義としては合格です。エネルギーの消費量も、問題ないことがわかっていましたね!
では、エクササイズで得ようとしている目的を達成できるのか。ポイントは、体重を落とすということももちろんそうなのですが、太りにくい体を作る、ということなんです。
痩せるよりも、太りにくくなるということ
そこで重要なのが、太りやすい場所の筋肉を使うということ!なぜだと思いますか?脂肪のたまるところって、どんな場所か知っていますか?お腹や2の腕周り。これがどんな場所かというと、「運動で筋肉の使われない場所」なんです。
脂肪は人にとってとても大切なものなのですが、脂肪を蓄えるのは、いざというときの非常用のエネルギー、なんです。
筋肉が使われるとエネルギーが消費されますが、このとき、脂肪が使われてしまっては、いざというときに使えるエネルギーがなくなってしまいます。だから脂肪は、運動によって使われないお腹だとか、2の腕周りにたまっていくんですね。
ダンスが普通の運動と違うのは、普段使わない筋肉を非常に多く使用するということ!しゃがんだ状態で動くとか、手を上に挙げたまま動くとか、横移動するとか、普段の生活ではほとんどしないですよね?逆にしているよって人がいたら、え?どんな生活?って思ってしまいます。
これによって、全身の筋肉を使っていると、体は、「あれ、どこに脂肪を保存しておこうか…」と悩んでしまうんですね。
なので、体重を減らすことに直結するかというと、他のスポーツ同様に、それは簡単なことではありませんが、太りにくい体を作るという意味で、ダンスはとても有効なんですね。
あなたが痩せたいのは、単純に体重の数値を落としたいから?体重が落ちることよりも、健康的で美しい見た目を手に入れたいのではなかったですか?それならまずは、とにかく太りたくないところの筋肉を定期的に使うこと。これが大切なんです。
ダンスを踊って脳に刺激を与えよう!
普段使わない動きをすることはほかにもいいことがあります。それが、脳の発達という点。このサイトでも口酸っぱくいっていますが、ダンスをうまくなるためのコツは、自分の体を思い通りにコントロールできるようになること!なんです。
人と並んで踊った時に、あれ、自分では同じ動きをしているはずなのに、思ったよりも手が上がっていない…腰を曲げる角度が違う、普段から首かかしげている…、気づくことは多々あるかと思います。これを修正していくことは、脳の発達に大きく寄与しているのです。
脳の発達とは、想像力や集中力、記憶力など。これらを鍛えることは、ストレスを感じにくくしたり、感情をコントロールできるようになるだけでなく、自分に自信を持つということにもつながっていくわけですね。
仕事の能率も向上するかも?スポーツをやっている人って、仕事にもメリハリがあるな。って感じませんか?
名実ともに「デキる女」「デキる男」になるために、ダンスは是非お勧めしたいエクササイズです。
ダンスを外でやるか、家でやるか
ダンスをどこでやるか?が悩みどころ、なんですよね。。外でやるのはなんだか気恥ずかしい気もします。痩せたいんです!なんて大声で言いたくないですしね。人に見られながらやるのもなんだか気が引ける。
- スポーツジムでダンスレッスンを受けてみる
- ダンススタジオに通う
- 家でDVDを見てやる
選択肢としてはこんなところでしょうか。
スポーツジムでは、ダンスレッスンを扱っているところを探すのが大変というところと、やっぱりお金がかかる。また、フィットネス系が多いので、自分のやりたいダンスが見つかるか、なんてところが悩みの種。
ダンススタジオに通うのは、まず社会人で参加している人がいるのか不安。そもそもダンスを上達したい人ばかりで、ダイエット目的で通ってくる人なんているの?というのが疑問です。
家でDVDを見てエクササイズというのも、今ではかなり主流になってきましたね。avexがTRFのエクササイズDVDを出したあたりからでしょうか。場所と時間があればできますが、できる人は結構リッチなお家に住んでる人に限られてしまうかも?
それぞれ一長一短ありますね…。悩みの種は尽きない。まずは始められるかどうか、が大きな壁笑
ですが、踏み出した人とそうでない人で、今日もまた差ができてしまっているのも事実。今回の記事があなたの何かの後押しになりますよう。