社会人から始める不安
人によって不安に思う点は様々です。
高校生でも、高校から入って遅くないか?という不安をもっている人もいれば、高校でダンススクールに通っている人なんているの?もっと大人ばかりなのでは?と思っている人もいます。
行ってみるとわかりますが、ダンススクールは本当に年代も、経験未経験もバラバラです。みんな同じなんです。行ってみて決めればいい。ただ、だいたいの目星はつけたいですよね。
初心者でもついていけるのかという不安
みんなどうやってダンスを始めるでしょうか?高校の部活?ダンスのサークル?ちなみに、大学からダンスを始めて4年間やっても、おぉ、すごい!っていうくらいうまくなる人は、一握りの人しかいません。
ブレイクダンスなら、身体能力だけで、人を沸かす(盛り上げる)ことはできることもありますが、それはダンスをしているのか?といえば、あまり同意はできません。
では、ダンスのうまい人はどうやってうまくなったのか。いろんなダンサーを見てきましたが、本当に泥臭く、基礎に基礎を重ねて練習してきた人だけです。
今は有名になってイベントのジャッジを務めているコもいますが、毎日毎日、一人で基礎をやっていました。その人でさえ、始めたばかりの頃は、ダサダサだった。みんな一緒なんです。
ただ、残念ながら、実際にダンススクールに入ってみて、冷たい目で見られた…という経験をした人も中にはいるようです。
人を選ぶのは、スクール側の配慮が足りないことがおおかた悪い。それは間違いないでしょう。ですが、確かにスクールにもレベルの差はあります。
専門学校から、プロ育成コースのあるところ、スポーツジムがプログラムの一つとして、有料のダンススクールを開校したところなんかもあるんです。
なので、初心者向けのスクールなのか、プロや、イベントダンサーを目指している人用のスクールなのか、この2択だけ、注意して見るようにしましょう。
ダンススクールの選び方
極論、体験レッスンを受けてみるしかないのですが、いいスクールとそうでないスクールを見分けるポイントは
- 代行が少ない
- 時間外でのコミュニケーションが多い
- いきなり振り付けから入らない
代行が少ない
本気でやっている先生は、定期的に通ってくる生徒のために、めったなことで休んだりはしません。
適当に考えている先生は、結構代行を出しているので、1つの指標にはなるでしょう。
時間外でのコミュニケーションが多い
また、生徒と関係性のいいクラスでは、先生との会話が授業以外でも頻繁に行われています。
レッスン前の着替えや準備の時間。レッスン後の自由時間など、コミュニケーションをとってくれる先生ほど、いい先生です。
そして、その会話を聞いていると、あぁ、この生徒さんはこのクラスに長く通っているんだな、というのがわかります。
多くの生徒さんと、付き合いの長さを感じさせるフレンドリーな会話がある先生を探すと、そのクラスの人気もさることながら、先生の教え方も評価されているということになります。
ちなみにこれは、結構どのスクールでも当てはまります。
いきなり振り付けから入らない
レッスンの基本構成は
- 新しい基礎のステップを1つ覚える
- その応用を2、3種類覚える
- 簡単な振りにして踊ってみる
- 音に合わせて踊ってみる
の構成で作られているところが一般的です。
上級者向けのクラスでは、「はい、前回の続きから始めましょう~」なんて、いきなり難しい振り付けから入ったりします。体験を受けてみてそんな構成であれば、初心者が通うには難しいので、候補から外すと良いでしょう。
まとめ
体験コースは、ぜひ何校か受けてみてください。
もちろん、1校目で素敵なスクールに当たればよいですが、視野を狭めずに探してみてください。
たとえば大手のETC、NOAだって、同じ学校、同じジャンルでも、教える先生が違えば、全く違うレッスンになります。これは本当です。
いい先生にあたるかどうか、なんです。
また、ダンスがうまいことと、教えるのがうまいこととは別物。
肩書も多少は大事ですが、最も大切なことは、あなたをちゃんと見てくれているか。周りのレベルに合わせて必要なことをかみ砕いて教えているか、です!
スクール講師も人気商売ですから、そんなにひどい先生はいませんが、片手間に講師をやっている人も中にはいます。そこは、あなたの目でちゃんと見抜くこと!
そして、ダンスを好きになるために、素敵なスクールを見つけてくださいね。